知らぬが仏?医療保険で助かった。

「医療保険に入っていたから、入院した時に保険金がでて助かった!」

この話、よく耳にします。

でも実際はどうなのかな?と思うんです。

医療保険ってFPの中でも本当に評価が割れる保険です。

「医療保険は加入したほうがいい」と強く勧めるFPがいれば、「医療保険は、保険の中でももっとも無駄なもの」という評価をするFPもいます。

どちらが正しいのだろうか迷うところです。

結局のところ、個人的な見解からしたら、「好きにしたら?」だと思っています。

つまり好みの問題です。

医療保険は無駄という派の意見は。

医療保険で、保険金をもらっても、医療保険に加入することによって一生涯で支払う保険料は、もらった保険金どころの金額ではない。

そもそも、数十万から百数十万ぐらいの費用負担なら、保険じゃなくて貯蓄でカバーするべきだ。

という意見です。

「ごもっともです!」

たいして、医療保険に加入するべきだという意見は。

実際に医療保険に加入していることで、入院した時に助かったという経験がある。またはそういう人が身近にいた。

保険に加入していないと、突然の高額出費は精神的にダメージがでかい。

といった理由です。

個人的には、前者の考え方なのですが。

別に医療保険に加入していたって、金銭的に得しようと考えなければ、保険料という多少の出費があったとしても、精神的に安心していられるならばいいんじゃないかと。

はっきりいって医療保険で得しようなんてのは、ほぼ不可能でしょう。

そうでなければ、保険会社は儲からないし、儲からない商品は、保険会社も売らないはずです。

つまり、たくさんの人が加入しているということは、それだけ保険会社が儲かると思っている商品であって、広告費などをかけて必死に売ったことによって皆が加入したという結果なわけです。

みんなと同じ方向へ進むと、損失が待っているのは、投資でも一緒ですね。

金融商品というものの持つ性なのかもしれません。

それでも、お守りを買うように、安心を得るために必要な出費だと考えれば、あながち間違っているとも思いません。

安心して暮らせないなら、必要以上にお金を持っていたって仕方がないですからね。

つまり、金融商品全般に言えることですが、金融商品の利用価値は、商品性にあるのではなく、利用する側の目的と、利用方法なのです。

つまり、良い金融商品を見つけることではなく、金融商品を賢く利用するための知識やノウハウがないことが、一番の問題だと思っているわけです。

どういうことかよくわからないかもしれませんが。

お金というものについて詳しく勉強するようになると、言っていることの意味がなんとなく分かってくるのかなと思います。

こっちでプラスを取れば、あっちでマイナスになり。そのあっちのマイナスを減らそうとすると、今度はこっちのプラスが減ってしまう。

お金の世界は、ほんと上手くできています。

だからこそ、お得なものなどほとんどありえず、ただ利用の仕方でお得感を出しているだけ。

というわけなんです。

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