ロボアドバイザー正念場。真価が問われる相場に?

ロボアドバイザーを使っている人の中で、損失が出てきたという声が聞こえてきた?

最近の株価下落が影響しているようです。

わかっている人からすれば当然の話だけれど、ロボアド万能ぐらいに思ってしまっている人は、正念場となるかもしれませんね。

ロボアドバイザーは今人気です。

ノーベル賞の理論をAIを使って全自動で行う投資。

「すげー!」って思うよね。

でも、こういう謳い文句に引っかかる人というのは、あまり金融商品への投資がわかっていない人に多いんですよね。

確かに、いいシステムなんでしょうけど。

それだけに、周りから「すげー」という評価をもらうことで、それに頼って寄ってくるのは、投資初心者などの資産運用をよくわかっていない人。

その結果、運悪く悪い状況が続いたときに、よくわかっていない人の中で評価されることになり、「これは、あまり良いものではない」という、最終評価になってしまう。

毎月分配型投資信託などもまさにそんな感じです。

ロボアドバイザーのシステムは、効果があるなし別ですが、考え方自体は良い気もします。

ただ、ちょっと手数料が高い。

正直、信託報酬手数料が年間1%を超える単純なバランス型投資信託には、正直魅力がありません。

そして、今のロボアドバイザーは、「まさにそれ。」と言えてしまうくらいのレベル。

ノーベル賞というけれど、実際は学問通りに相場は動かない。

あくまで数学的に証明されただけ。

ノーベル賞だからといって実際の相場で通用するわけでもないということは、LTCMの破たんで、わかったはずなのに。

そんなロボアドバイザーの中でも、とりわけウェルスナビのポートフォリオには疑問があります。

それは、すべての投資先がドル建てだというところ。

「ドルは世界通貨。」「日本人もドルで資産を持つべき。」「円は、いずれ円安になる。」

という事なのかもしれませんが、果たしてそうなのか?

実は、以前はそう思っていましたところもありましたが、最近は、その考えをそのまま真に受けてはいけないのではないかと思うようになってきました。

日本で生活する以上、円が必要なわけだし。

いずれ海外移住するのでなければ、やっぱり資産は「円」を基準にして考えた方がいいこともあると。

ウェルスナビの米国ETF。

すべてドル建てあるだけに、今後他のロボアドバイザーよりも厳しい戦いを強いられる気がします。

世界の株式の下落と、円高が同時におこるのは、よくみられる動きです。

つまりウェルスナビは、株価の下落と、円高のダブルパンチになるおそれがあります。

他のロボアドバイザーは、ドル資産に為替ヘッジをかけている資産も含まれているのを見かけます。

リスク分散という考え方からすれば、その方が正しいのではないでしょうか。

株式が下落した時に、債券がそれほど下落しないことが、ポートフォリオの評価額が下がるのを抑えるポイントなわけなので。

海外の債券に、円高の影響がないように、為替ヘッジを使っていた方が有利です。

例えば、株価が下落。債券価格は下落しなかったけど、円高で、外国債券は下落してしまった。

というのが、すべての資産が外貨建てであった場合。

対して、債券に為替ヘッジをかけることで。

株式が下落、でも債券は下落しなかった。為替は円高になったけれど、為替ヘッジを使っていたので、為替の影響はなく、外国債券への投資は下落しなかった。

となるわけです。

今後の相場動向次第ですが、もし本格的な弱気相場に入っていくとしたら、ロボアドバイザーにとって、おそらく初めて訪れる正念場となるような気がします。


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