相場を考えるのをやめる。

相場とは、市場で取引され株式といった金融商品などの価格が上下に値動きしていることをいいます。

当然株式などを購入している株式相場の参加者たちは、『安いところで買って、高く売りたい』と考えるものです。

『安いところで買って、高く売る』ためには、相場の行方を予想する必要があります。

ただ、投資初心者に限らない話かもしれませんが、相場を予想することはやめた方が賢明だと感じています。というよりも相場を予想するのをやめたほうのが結果的にはいい結果になることが多いと思っています。

相場を予想しないで、『安いところで買って、高いところで売る』ができるのか?

ちょっと矛盾しているようにも感じますが、『安いところで買って、高いところで売る』は予想しながら行うのではなく、あえて行うのであれば投資方法の中に取り入れる感じの方がいいと考えています。

相場を予想する弊害。

相場を予想することは難しい、もしくは無理だという事を説明してる相場の格言はたくさんあります。

例えば

『もうはまだなり まだはもうなり』
『押目待ちの押目なし』
『行き過ぎもまた相場』

などがあります。

実際に取引していて、高値つまりこれ以上は上がらないだろうと思って売ったら、その後さらに上昇していった。逆に底値つまりこれ以上は下がらないだろうと思って買ったら、さらに下がっていったということはよく起こるものです。

著名な投資家たちにも”相場は予想しない”という人は多いものです。

「バリュー投資の父」とか「ウォール・ストリートの最長老」と呼ばれている米国の投資家であり経済学者であったベンジャミン・グレアムも相場をミスターマーケットと称し、人の心のように相場は理屈通りには動かないと考えていました。

また、経済学史の中でも最重要人物とも言われ、ケインズ経済学という言葉でも有名なジョン・メイナード・ケインズも、自分の知識と経験があれば、相場を先読みし相場で儲けることができるはずと考え、相場で勝負をしたが、結局うまくいかず、大損害を被ったそうです。

その後、ケインズはパッシブ運用に切り替えて大きな資産を築き上げたそうで、そういうところはさすがですね。

つまり、相場を予想しようとしても上手くいくことはほとんどなく。

また、相場を予想しなくても資産を築くのはできるということです。

投資戦略がものをいう?

そもそも株式投資に関しては、『市場の動きに右往左往しない』でも触れた通り、基本的には上昇するようにできているものです。

つまり、正しい判断のもと、株式を購入すれば、短期的には損をすることがあっても、いずれ儲かるときがくるものだという事になります。

そしてその正しい判断をするというところが”投資戦略”になります。

投資においてミスを犯す場面というのは往々にして感情や心理に左右されるところが多いものです。

感情や心理に左右される部分をできるだけ排除して投資と向き合うためには、しっかりとした自信に基づく投資戦略を持つことがとても有効です。

例えば、投資のタイミングを分散して相場の行方に左右されない『ドルコスト平均法(積立投資)』を使った投資戦略。

いろんな資産に分散投資することで価格変動リスクをコントロールしようという『ポートフォリオ運用』。下落相場で買う量を機械的に増やす投資方法として『バリュー平均法』の活用。

とにかく、自分の投資基準(銘柄の割安感)に見合ったものが見つかった時だけ購入する『バリュー投資』

などが挙げられます。

短期的には損することがあったとしても、長期的には有効なはずと考えられ、かつその投資法に自信がもてる投資戦略を”忍耐強く”続けていくことが、投資においては相場を予想しようとするよりも大切なことです。

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