投資初心者の運用計画

投資初心者は、どうやって資産形成していけばいいのだろうか?

①貯蓄

投資で満足いく利益を得るためには、まず種銭を用意しなければ話になりません。

資産運用の基盤は、貯蓄で作っていくことになります!

②投資戦略の決定

運用を始めるにあたって、何に投資をしたらいいのかが先に来てしまうことが多いですが、その前に、どのくらいの期間で、どの程度のリスクとリターンを基準とするか、そしてどういう方法で資産運用を勧めていくか、まずはその方法を決めることが先です。

③投資先の選別

投資先は、儲かりそうとかで決めるのではなく、投資方法に応じて決めるものです。

そして投資先というのは、時の経過、社会の移り変わりとともに変化していくものでもあります。どういう投資をしていくかの投資戦略の基盤が定まってないために投資先を間違え失敗してしまうことは本当に多いです。

初心者向け資産運用のポイント

①まずはインカムゲインに着目する。

理論的には、最初からポートフォリオ理論に基づき、資産配分を決定することが推奨されているが、投資に対する感情、心理的な作用を考え、インカムゲイン中心の運用を行っていきましょう。

ポートフォリオ理論に基づき資産配分を行っても、金融危機などが起こると、すべての資産が値下がりし、特に運用初期には元本を大きく割ってしまうこともあります。

投資初心者は、その値下がりによって感じる投資のストレスから開放されたいがために、損している段階で投資をやめてしまうことが多いものです。

そもそも投資というのは、短期間で結果を求めるものではありません。損失を乗り越え、長い期間をかけ運用していく中で少しずつ資産を形成していくものです。

そこで損失に対する心理的ストレスを軽減する方法として、インカムゲインという定期的に得られる配当金や分配金に注目する方法をお勧めいたします。

資産価格の値動きのような予測のつかない収益とは違い、インカムゲインという目に見える収益を得ることによって。

「投資元本が多少損失を出したとしても、半永久的に分配金を得ることができるのならいいじゃないか」

という心の余裕を持つことで、資産形成にとって一番重要な”長期投資”が実践できる強い精神力をつけていこうという事です。

長期投資が実践できると、時間はかかりますが、我慢して投資を続けているうちに『複利の効果』によって、10年ぐらいすると投資元本に対して1.5~2倍ぐらいになってきたりします。すると値下がりに対する耐性が付き、投資をやめることなく継続することができるようになってきます。

「大暴落が起こっても、もう元本を割ってしまう心配もないし、このまま投資を続けよう!」という感じです。

こうなればもう投資初心者は卒業です。誰に頼ることなく自分自身で永遠と資産運用を続け、資産を増やし続けることができるようになっているはずです。

②投資のメインは株式投資!

投資のメインに据えるべきは、株式投資になります。

ポートフォリオ運用をするにしても、そのポートフォリオ全体にリターンをもたらす一番の立役者は株式投資になります。つまり資産形成をする際には、ポートフォリオにどれだけの株式資産を含めることができるかが、資産形成のポイントになってきます。

リスクに対する理解と耐性がある人の場合には、ポートフォリオは現預金と株式投資だけでもいいぐらいです。

バフェットも自分の死後、遺産は『政府短期債10%、S&P500(株式)90%』で管理するようにといったそうです。

③株式投資は定期積立で行う。

株式投資は高いリターンをもたらしてくれることが期待できる、ポートフォリオのメインとなる資産クラスですが、その分高い価格変動リスクが問題でもあります。

株式投資の価格変動リスクを軽減するために、株式投資は定期的な積立で行うことが賢明だと考えます。

できれば、最低でも10年以上の期間をかけて少しずつ株式資産を増やしていくイメージで積み立てることができるといいと考えます。

10年以上の期間をかけて積立てたことで、株式資産への投資が投資額の2倍以上になった場合には、ポートフォリオ運用を行う必要がないことに気づくことになるのではないでしょうか。

資産運用の最終目的地の設定は、資産が産み出すインカムゲインで生活費を賄う事。

よく「老後の生活資金として1億円を貯める必要がある」などといった話を聞くことはありませんか?

このような話の中の金額設定には、老後からなくなるまでの間、蓄えた資産を取り崩しながら生活していくという話が前提にあります。

ですが、本当に1億円といった金額が必要なのでしょうか?

もし仮に資産運用で年率5%のインカムゲインを作れるだけのノウハウを身につけていたらと仮定して考えてみてください。

ゆとりのある老後の生活費の目安は約35万円といわれています。(生命保険文化センター)

つまり、年間にして420万円の収入が目標という事になります。もし年率5%のインカムゲインを生み出す資産を保有していれば、420万円の収入を生み出すための総資産額は、8400万円という計算になります。1億円の預金は必要ありません。

これに公的年金などの受け取りも加えれば、老後までに用意すべき資産額はもっと少ないくなります。

しかも、使うお金はインカムゲインのみなので、蓄えた資産を取り崩す必要もありません。どんなに長生きする時代が来ても安心です。さらに築き上げた資産を子の代、孫の代と引き継いでいくことだって考えることもできます。

このように資産運用の最終目的地は、築き上げた資産がもたらすインカムゲインを生活費として使っていく所にあると考えています。

これが資産運用そして資産形成の本来の目的だと考えています。