田仲幹生

投資会社、FP会社 ㈱あせっとびるだーず 代表取締役

投資、資産運用のスクールを運営。
資産運用、ファイナンシャルプランニングの相談などを行う独立系のファイナンシャルプランナー。

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2018年9月の運用状況について

2018年9月の投資、運用状況は特に変化なしでした。株式市場は、FOMCの利上げを受けた円安ドル高によるものなのか、日経平均は上昇し24,000円を上回りました。24,000円は今後の日経平均株価の方向性を見極めるにあたって重要なポイントかなと思っていたので、どうやら24,000円を上回ってきたということは、今後も上昇が続く、もしくは少なくとも今の状況を維持という可能性が高いのかなと思えてきました。ただ、今年1月22日の24,129円とのダブルトップで下落方向へという可能性も捨てきれないなんて思ったり。要はわからないということです。ファンダメンタルは、米国の長短金利の上昇がありました。米国長期金利は今年5月以来の3%を超えてきました。今年5月くらいには、米国の長期金利が3%を超えると米国経済に悪影響が出始めるといった話を結構見かけましたが、最近はそれほど話題になっていないような感じも受けます。長期金利が3%を超えることによる弊害として言われていたことは、米国の自動車ローンなどでサブプライムローンみたいになってきているといった話など、民間の債務に弊害が出てくるのではないかといったことでしたが、実際はどうなっているのでしょうか?少なくとも、民間の債務がリーマンショック時級に膨らんでいるというのは結構騒がれている話です。金利の上昇が、その債務に何らかの影響を与えるだろうなと考えるのは、誰でも思うところでしょう。つまり、今投資環境への見解としては、急激に悪化するようなことはなさそうだけど、警戒心だけは解かない方がいいだろうなと感じているわけです。過度な楽観視は禁止。ということで、9月も投資先は価格変動リスクとは無縁のソーシャルレンディングが中心でした。ただ、最近のソーシャルレンディング業界は、業界最大手のマネオで問題が発生したり、SBI証券などのSBIグループのソーシャルレンディング業者、SBIソーシャルレンディングでも遅延が発生するなど、ソーシャルレンディング投資のリスクの顕在化が目立ちます。この辺の問題も、なんか今後の投資環境見通しにあまり強気になれないところになってきていますね。

この度、四季報を購入致しました!

四季報と言えば、株式投資家にとって最も有益なカタログ。と言われています。が、実はそれほど気にしてみていません。ネット証券などで口座を持っていると、四季報の情報は調べることができてしまうからです。四季報を見て購入銘柄を探すといった手順の人は、四季報がないと話にならないかもしれません。いくらネットで四季報の情報が見れると言っても、紙媒体の書物のほうのが、まとめて情報を一気にみることができるというところがいいです。四季報を書籍で購入し、ペラペラめくりながら投資したいと思う企業がないかを探す。そういうのは本になっていた方が、使いやすいと思います。ですが、そもそもの銘柄探しを、テレビや雑誌、新聞などから得られるニュースや、広告。はたまた、知人からの噂話や街中を散策して見かける企業や商品などから企業の存在を知るといった人には、四季報の情報は銘柄を見つけた後なので、本になっている必要がありません。どちらかと言えば後者であるので、四季報を毎回買うようなことをしなかったわけですが、今回は、四季報を買いました。そろそろ株式市場にも高止まり、そして下落という動きが出てくるのではないかという噂をよく耳にするようになってきたからです。下落相場で一気に買おうと思うなら、今のうちにめぼしい銘柄をマークしておこうという狙いでした。ただ、やはり普段の仕事や生活の中で、見つけて気になっているような銘柄でないと、長期で保有できる自信をもって購入することは難しいのかなとも思うところです。長期投資っていうほど簡単じゃないなと思うところです。

銀行での投資信託購入は長期投資に向かないのではないか?

身内が銀行を通して投資信託の購入をしています。たまに、年に数回程度銀行から担当者が来て、現在保有している投資信託の状況やら、おすすめの投資信託やらを話に来るようです。生命保険の営業みたいに、購入するときまでは熱心だけど、契約してしまうと、そのまま放置されるのにくらべたら、ありがたい気もしなくもないのですが。その担当者というのが、ちょくちょく変わるらしい。そうなると気になるのが、本当の意味で『長期投資』ができるのだろうかというところです。「投資の基本は長期投資です。」とはよく使われる言葉です。でも投資のスタンスや、考え方、方法などは、本当に人それぞれ、千差万別だと思うんです。仮に似たような投資の考え方を持っていたとしても、実際に形にしてみると人によって違うものが出来上がる。血液型占いで、血液型ごとに似た性格をもってはいるけれど、やっぱり人それぞれ個性があることと同じです。つまり、担当者がちょくちょく変わると、それによって投資の仕方やアドバイスに多少違いが出てくるののではないかと気になります。長期投資では、できるだけ投資のスタンスは変更しない方がいいと思っています。ウォーレン・バフェットみたいに、状況に合わせて投資の仕方を変更しながら成功できるなんてのは、あまり少ないんじゃないだろうか?担当がちょくちょく変わることで、投資の仕方がちょくちょく変わってしまったりしていないのだろうか?銀行の担当者は1年ちょっとで変わっていくそうです。5,6年程度で投資の仕方を変えるならばまだわかります。でもさすがに1年ちょっとで投資の仕方が変わるようなことがあると、長期投資とは言えないんじゃないか?と思ってしまいます。投資信託を購入している人自身が、高いファイナンシャルリテラシーを持ち、自分なりの投資スタンスを作れているならまだしも、あまりファイナンシャルリテラシーが高くない、担当者の意見に左右されやすいような人だったら。そういう人の担当になるなら、長期的スパンで考え付き合っていけるような担当者がいないと、長期投資は無理じゃないかと思えてきます。個人的な意見としては、そんな担当者なら、むしろいない方がましなんじゃないかと思えてきます。顧客から見た担当者ではなく、銀行から見た、その顧客に商品を売るための担当者ってことなのかな?銀行で投資信託を購入することは、もしかしたら長期投資には向かないのかもしれないなと思う話でした。